フォーラム2017 衛生薬学・環境トキシコロジー

実行委員長挨拶

 この度、日本薬学会環境・衛生部会の学術年会であるフォーラム2017:衛生薬学・環境トキシコロジーを杜の都仙台で開催することになりました。
 本フォーラムは、今年度で42回目を数える日本で最も歴史のある毒性学・健康科学に関する学術集会で、疾病予防や健康維持・増進に関する学術・研究の推進に目標を置き、関連する基礎および応用分野の研究者の研究発表、知識の交換ならびに研究者相互の交流の場を提供することを目的として活動を行っています。
 今年のフォーラム2017では『食の安全性を確保するために』をテーマとして掲げ、佐藤 洋先生(内閣府食品安全委員会委員長)の特別講演、根岸正彦先生(米国NIH)およびHyung Sik Kim先生(Sungkyunkwan University)の招待講演、山添 康先生(内閣府食品安全委員会委員長代理)の教育講演および例年より2つ多い6テーマのフォーラム(25演題)を企画しました。一般演題は例年通りの募集を行い、口頭(26演題)およびポスター(150演題)、また、韓国と日本の若手衛生薬学研究者による日韓次世代シンポジウムを今年も企画し、口頭・ポスター(30演題)が発表の予定です。さらに、大学院生と学部学生を対象にした新人賞・優秀若手研究賞にも多くの方からの応募を頂きました。
 開催日は、薬学部学生も参加し易くするため、多くはまだ夏休みである9月1日、2日の金、土に行うことにしました。もちろん、薬学部に限らず、他の学部に所属する学生でも参加可能です。その際の学部学生の参加費は無料にしております。そして、東北医科薬科大学キャンパスは、仙台駅の北に位置し、仙台の観光地の1つである東照宮の近くに位置しております。大学へのアクセスには、JR仙山線、市営バス、地下鉄の利用が可能です。
 最後に、多数の演題、参加の申込みを頂いた皆様と共に、本大会を開催するにあたり多くのご協力を頂いた方々に心から感謝申し上げます。そして、本フォーラムが、皆様方の研究分野への発展に大きく寄与することを願っております。


フォーラム2017:衛生薬学・環境トキシコロジー
実行委員長 永田 清(東北医科薬科大学)