第59回日本薬学会東北支部大会

実行委員長挨拶

 日本薬学会東北支部大会は、東北地方における薬学の基礎と応用分野の研究発表を介して研究者、教育者および医療関係者相互の交流と連携の場を提供することを目的として毎年開催されてきました。令和2年度の第59回東北支部大会の実行委員長に片桐拓也(医療創生大学薬学部教授)が指名され、実行委員とともに10月18日(日)の医療創生大学(福島県いわき市)における開催に向けた準備を進めております。
 例年、本大会では多くの大学院生・学部学生による研究成果発表がなされ、その中での優秀発表者の顕彰を通じて、この領域を支える次世代研究者の育成を図っております。今年度は新しい試みとして、高校生からの演題発表も公募し、大学院生・学部学生・高校生それぞれに優秀ポスター賞を授与致します。なお、大会への参加を奨励するために学部学生と高校生の参加費を無料にしております。
 また、今回は、微生物学分野の世界的権威で新型コロナ感染症対策において先導的役割を担っておられます押谷仁先生(東北大学大学院医学系研究科教授)をお招きしての特別講演も予定しております。
 開催地であります医療創生大学は、いわき駅からの所要時間20分(バス、タクシー)に位置しており、近隣のアクアマリンふくしまや塩屋埼灯台へも足を延ばすことができます。
 実行委員一同、本学術大会への多くの研究・教育および医療関連の先生方ならびに大学院生・学部学生・高校生の皆様の御参加、御発表を心からお待ちしております。

第59回日本薬学会東北支部大会
実行委員長 片桐 拓也(医療創生大学薬学部)