第33回骨盤外科機能温存研究会

ご挨拶

藤井靖久

第33回骨盤外科機能温存研究会 会長
藤井 靖久
東京医科歯科大学病院 病院長
東京医科歯科大学大学院 
腎泌尿器外科学 教授

このたび、第33回骨盤外科機能温存研究会の会長を拝命し、2024年6月15日(土)に御茶ノ水 ソラシティ カンファレンスセンターで開催させていただくこととなりました。本研究会は、1991年の創設以来30年以上の長期にわたり、消化器外科医、婦人科医、泌尿器科医が同じ場で骨盤の外科解剖、手術手技、機能温存など様々な課題について活発に意見交換を行ってきました。このような歴史ある意義深い研究会を担当させていただき、大変光栄に存じます。私の先々代の大島博幸名誉教授が1999年に第9回会長を務めさせていただきましたので25年ぶりとなります。

今回の学術テーマは「先端医療から機能温存を考える」といたしました。当教室が本研究会を担当してからこの四半世紀の間に、骨盤の外科手術は大きく進歩し、開腹手術から腹腔鏡下手術へ、そして現在ではロボット支援手術が主流となっています。手術用ロボットもDa Vinciは最新機種としてSPを出し、hinotori、Hugo、Saroaなど次々と新規ロボットが登場しています。ロボット以外にも、人工知能(AI)、ビッグデータ、医工連携、再生医療などのキーワードに象徴されますように医療は日々進歩しています。これらの先端医療を積極的に活用し、骨盤外科の進歩、特に機能温存に活かして患者さんや社会に貢献したいと考え、このテーマといたしました。とはいえ、本テーマにとらわれずに、解剖、生理、機能、手術、薬物療法、放射線療法など、骨盤外科に関連する演題なら何でも大歓迎です。皆様、御茶ノ水にご参集いただき、会を盛り上げていただけましたら幸いに存じます。教室員一同、しっかりと準備を進め充実した内容にしたいと存じます。どうかよろしくお願いいたします。

2023年11月吉日